こんにちわ。
本日開催された楽天グループの株主総会にWEBで参加してきました～！
企業情報
銘柄名：楽天グループ
銘柄コード：4755
楽天グループ株式会社はどんな企業？
企業名の通り、ネット通販の2強である楽天市場を展開する企業です。他には、楽天銀行、楽天証券、楽天カード、楽天モバイル等々、楽天と名前がついているサービス・商品を展開しています。また、コンビニ、スーパー、飲食店、百貨店、ドラックストア等、全国で使える・貯まる楽天ポイントでもお馴染みですね。
売上高は約2兆円程度で、従業員数は、約3万2千名程度の規模となっています
株主総会
日時＆場所
第27回定時株主総会
日時：2024年３月28日（木曜日）午前10時
場所：東京都世田谷区玉川一丁目14番１号楽天クリムゾンハウス（本社）
報告事項
インターネットサービス：売上12,123億（前期比＋9.8％）/利益768億（前期比＋18.9％）
構成比50％を占める主力ECサービスは売上・収益ともに増収増益と好調をキープ。楽天市場の好調さに加えて、楽天とレベルの需要回復が寄与。
フィンテック：売上7,252億（前期比＋11.2％）/利益768億（前期比＋36.8％）
楽天カードは発行枚数を3千万枚を突破し、ショッピング取扱高も前期比＋16.4％と好調。
楽天銀行も預金口座数が前期比＋10.2％で1500万口座に迫る勢い。
楽天証券は口座数が前期比＋18.1％で1千万口座を突破した。
モバイル：売上3,646億（前期比＋3.9％）/利益▲3,375億（前期比＋1,417億）
売上増と設備投資の抑制によりマイナス幅を縮小させた。他事業の売上貢献がある。
売上収益2兆713億円（前期比+7.8％)
Non-GAAP営業利益：▲1,530億円（前期比+1,822億円）
IFRS営業利益：▲ 2,129億円（前期比+1,588億円）
当期利益：▲ 3,395億円（前期比+377億円）
決議事項
第１号議案 定款一部変更の件
第２号議案 取締役12名選任の件
第３号議案 監査役２名選任の件
質疑応答
ざっくり、下記のような質問がありました。
- 株価上がるか？
⇒これを答えると怒られるので・・・。でも、短期的では無く、中期長期的に。コストが低いということは他社に一気に追いつくのは難しいが、徐々に追いついていくことができる。楽天カードの時もそうだった。 - AI
⇒人間にしかできないと思っていたことの多くはAIでもできるようになるだろう。進化は止められない。どうするのかは、考えなければいけない。リスクはあると認識しながら、利用しないとダメ。 - 配当を行わないのは驚いた。0円で事後報告で良いと思っているのか？
⇒定款に乗っ取り実施している。遺憾だが、財務事実を重視した結果ですので、理解してほしい。 - Rakuten Link、Viber（バイバー）を国内で頑張らないのか？
⇒バイバーはヨーロッパ、フィリピンなどで絶好調。国内だと人口減少とラインが強いため難しい、奇策があれば教えて欲しい。 - 役員のインサイダーについて
⇒インサイダーの管理はしている。取引のタイミングも、期限設定している。 - 今後も配当0円が続くのか？
⇒その都度、財務状況を考慮して、株主価値を考えている。取締役会で総合的に考えている。株価を上げることを優先している。
感想
ざっくり、
- 社債償還は平気だよ
- 楽天モバイルが誕生したことにより、業界の携帯料金が下がって家計が助かったんだよ
- カスタマーサポートも70％はAIを使っている
- 公用語を英語にしたことにより、優秀なエンジニアが集まるようになったよ
- AI力が無いIT企業はキツイ
- 俺は風邪を引いている
みたいな感じでした(笑)
床屋に行ったような決まった髪型で登場したのに、舌打ちが凄いな～と思っていたら、風邪をひいていたようです。ただ、原稿を読むときに舌打ちが凄いけど、自分の考えを伝える時には発生したかったのでストレスかな？とは思いました。メンドクサイ質問をしてくる株主の時は話す前から舌打ちしていた記憶があるので・・・(笑)
株主も本業のECとかは心配していないけど、楽天モバイルだけ心配の種って感じでしたね。楽天側もそれは理解しており、楽天モバイル関連の説明が多かったです。楽天モバイルの売上は伸びているし、赤字も減っているし、お金も用意できるから平気です！楽天モバイルの効果で他事業にも効果が出ているってアピールしていました。
配当無しはきついが、楽天側の意見の通り、確かに株価の方を上げて欲しい。
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