先日開催された、丸三証券の株主総会に出席してきました~!
企業情報
銘柄名:丸三証券
銘柄コード:8613
対面営業主体の独立系中堅証券です。
北陸・東北から九州まで全国に営業店舗を展開しています。
日本株中心にした新たなファンドを販売し、ラインナップ拡充。
売上高は、約150億円程度で、従業員数は、約1千人程度の企業となります。
株主総会
日時&場所
第103期定時株主総会
開催日時:2023年6月22日(木曜日)午前10時(受付開始:9時~)
会場:丸の内ビルディング7階 丸ビルホール
東京駅か大手町駅近くということで立地は最高です。また、地下からも行けるので、雨が降っていても影響は無いです。
私は、地下から行ったのですが、若干、迷いました・・・。
同じようなビル名が多いし、地下だと地図アプリが仕事してくれないので(笑)
目的事項
事業報告と決議事項です。
事業報告は、質の高いファンド紹介により手数料の収入が増えている。ポートフォリオに組み入れてもらえるように提案している。
NWQフレキシブル・インカムファンドの取り扱い高が順調に増えている。
2016年以来、日本株中心のファンドの新規取り扱いを開始したが、日本株安の見直しということもあり、取り扱い残高も増えている。
良質な投資信託を提案し、長期保有して貰えるように営業を頑張っており、営業員のスキル向上に向けて、資格取得を推奨もしている。
業績は厳しかったが、日経が好調で顧客が戻っているし、インカムファンドに注力した効果もあり顧客は増えているとのこと。
決議事項は、剰余金の処分、取締役・監査役の選任、買収防衛策の更新でした。
株主からの質問
- PBR1倍割れ対策は?
⇒課題意識は持っている。対面証券会社の全てが1倍割れをしているので、業界の課題とも認識している。業績の安定化を目指す。株価低迷は認識しているが、増配や自社株買いによる一時的な株価上昇を求められているのではない。 - 買収防衛策を撤廃する企業も増えているのに更新する理由は?
⇒企業価値向上につながる。一時交渉のために必要と考えている。株主から運営を委任させているので、当然の対応と思っている。防衛策を対応している企業の80%以上が継続している。
といった感じの内容の質問と回答がありました。
会場での質問はありませんでした。
感想
証券会社の株主総会に初めて参加しました。
何と言うか・・・昭和な企業って感じを受けました(笑)
株主総会の資料はザ・パワーポイント!って感じで作られており、役員もオジサン。店舗での対面営業がメインで高齢者を対象にしている企業だな~という感じです。
コロナが落ち着いたこと、来年の新NISAで業績は上がると思います。ただ、楽天証券等のネットに力を入れている企業とは差が出るだろうな~という印象です。10代、20代の今から投資を始めようとしている若者が店舗に行くとは思えないし、AIが主流の提案なのに、営業員のスキルを上げるっていう時点でジジババを対象にしているのが分かる。
業績は安定しそうだし、株主優待のり詰合せ目当てで購入したので保有したままの予定です。配当・自社株買いは実施しないということなので、業界が盛り上がって株価上昇することを祈ります。
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